ここでは「お酒が苦手」という人が飲み会の場などでどう立ち回るのが良いか、解説していきます。
「飲まない」じゃなくて「飲めない」
お酒が苦手という中にもいろいろなタイプがいると思います。
まったく飲めない人、飲めなくはないけど味が苦手な人、甘いのなら飲める人、アレルギーの人、好きだけど辞めた人。
ただ、お酒を飲む人からするとみんな同じに見えてしまいます。
飲む前に伝える
まず大切なのは「飲む前に伝える」ということです。
飲み始めてから伝えるのは遅いです。
酔っている人はそもそも正常に物事を判断できませんし、まだ酔っていなくても「楽しむぞ!」という意気込みが強くてあなたの意見を聞かないことが多いです。
飲み会に誘われた時点で「お酒飲めないけどいいですか?」「お酒飲まないですけどいいですか?」と伝えましょう。
ここで「飲めないけど参加します」だとすこし弱いです。
ポイントは誘ってくる人に質問することです。
それで「いいよ」と返事が来たら相手のお墨付きをもらったようなものです。
飲み会の席で何か言われても「〇〇さんに飲めないと伝えて参加しました。」と言ってはねのけましょう。
お酒っぽいものを飲む
言葉や態度でいうのが苦手な場合は、その雰囲気に合うようなものを飲みましょう。
たとえばノンアルコールのカクテルや味が苦手でなければノンアルコールのビール。
ただ、普通の居酒屋にはお酒苦手な人を考慮したメニューはあまりないですよね。
そういう商品の準備をしている居酒屋が増えるといいですね。
めっちゃテンションを上げる
これはできるかどうかは性格によりますが、お酒飲んでいる人と同じかそれ以上のテンションになれれば飲んでるのがコーラやウーロン茶でも全く問題ありません。
お酒が飲める人は「一緒に飲んで楽しんでいる」という空間が好きなことが多いです。
なので「楽しんでる」感じを出せれば大丈夫です。
逆に「俺飲んでないのに俺よりテンション低くないですか?」と攻めていく人もいます。
(飲める人にお酒を飲ませて潰すタイプもいますね)
地雷だと思わせる
これはちょっと頭を使うんですが、ある意味では相手を威嚇する行動です。
まずあ、相手が「あれー?飲んでるー?」と絡んできたとしましょう。
(お酒飲める人にもこういう絡み方する人は嫌われます)
その時に「え?そういうこと言って大丈夫ですか?」と聞き返しましょう。
こっちがどうこうではなく、相手に判断をゆだねるのです。
そうすると相手は何かおかしいことをしたかな?と思い、考えます。
ここで面倒になって退散する人が多いですが、それでも攻めてくる場合もあります。
その時は「ビールって、何からできてますか?そう、小麦です。グルテンって知ってますか?白い悪魔、砂糖とかと一緒で依存性があるんですよ。で・・・」と説明して「あーめんどくさい」と思わせたらもしかすると絡まなくなってきます。
この手法はあまり、お勧めしません。
なんで一緒に飲みたがるのか
そもそも、なぜ飲んでない人がいるのを嫌がるのか。
それは心理学的な理由があります。
それは「同調現象」というものです。
同調現象(どうちょうげんしょう)とは、社会心理学の用語で、人々の意見がある方向のみに傾斜する事を指す。 自分の意見や行動を他者に合わせること。同調、同調効果ともいう。
ウィキペディア
これは「赤信号、みんなで渡れば怖くない」のことです。
この場合自分を合わせるのではなく、合っていない人(同調していない人)を合わせることで安心したいと思うパターンです。
例えば、タバコをやめた辞めは人に「一本くらいいいじゃん」と言って吸わせようとしたり、今回のようにお酒が飲めないと言ってるのに飲ませようとすることです。
(私の友達でタバコをやめたということにしてずっともらいタバコをしている友人がいました・・・)
なぜか世の中で悪いことだと同調させたがるのです。
それは仲間が多いほうが安心するという心理行動から来ていると言われています。
厄介ですね。
なので、そもそもそんな同調を求めてくるのであれば「仲間ではない」とはっきりさせるのが一番ではありません。
(それができたら苦労しないんですけどね)
まとめ
もしほかにもお酒の苦手な人が取れる手段があれば追記していきます。
「こんな方法で対処してます!」というのがあれば是非コメントで教えてください。